山のお婆さん
晴れた日(たぶん秋)
山登りをしている
お墓参りもかねて登っているもよう
私は知らないおばあさん
(小さくて背中が曲がっている白髪の老婆)
と登っている
ちょろちょろ流れる浅い川を
石づたいに超えて道の反対側へ
上り坂。どんどん登っていく
二人きりではなく
まわりには人がちらほらいる
途中、二股の分かれ道に出る
開けた場所で木も生えていない
おかげで分かれ道のうんと先まで見える
どっちの道から登るか迷う私とおばあさん
そこに、おばあさんの息子二人がやってくる
芸人のO氏とY氏に似ている
長男らしいO氏が
「どっちから登っても行き着く先は一緒だよ」と言う。
ここで長男が
お婆さんに誕生日プレゼントを渡す
次男のY氏が
「ここで??」と笑う
つられて私も笑う
ここで目が覚めた